2016年02月04日(木)

《新商品》ル・プティ・レオのご紹介

こんにちは。キュベクルールの片岡です。

ついに!新商品の販売を開始しました!

思えば苦難の道のりでした・・・

フランスまで行かせていただきワインの調達をしたのも束の間、初めて経験する貿易業務。

お酒の輸入にはいろいろと規制もあり、想像以上に大変なものでした。

キュベクルールのワインは、「美味しいかどうか」で選んでいて、ほぼすべて日本未入荷のものばかり。当たり前ですが、日本国内に情報はほぼ皆無なのです。

限られたフランスでの時間で得られた情報だけでは不十分。正直、ワインの読み方から調べなければなりません。

気合と根性で現地フランスのサイトを調べあさり、ネット翻訳を駆使して情報を蓄積していく作業は、まさにパズルのピースを埋めていくような作業。

そして荷物が日本に到着したかと思ったら、数が違うだのラベルがないだの・・・

そしてフランス訪問から苦節5ヶ月!

満を持して新商品のご紹介です!!

今回は、当サイトのワインを監修いただいている篠原麗雄さんが造った、

Le Petit Leo (ル・プティ・レオ) 2013 をご紹介します。

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ル・プティ・レオ 2013

ル・プティ・レオは、Clos Leo(クロ・レオ)のすぐ隣に位置する醸造所 P.Lバラードで作られたワインで、2013年が初ヴィンテージです。

麗雄さんがP.Lバラードのオーナー、バラード氏と初めて出会ったのは2002年。ベルベス・ド・カスティヨンにクロ・レオを設立した当初より、隣人であるバラード氏にこの地区の土壌の特徴等を教えてもらい、またクロ・レオの畑の作業も行ってもらっていました。

バラード氏はボルドー大学の醸造学科で学び、エノログ(ワイン醸造技術管理士)の国家資格を持っています。彼はクロ・レオと同じテロワールの粘土石灰質土壌や砂利や砂質等の土壌のブドウ畑をカスティヨンに40ヘクタール所有している、醸造家・篠原麗雄の育ての親の一人。

ル・プティ・レオのセパージュは、メルロが80%、残りの20%がカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネフランです。醸造は100%ステンレスタンクで行っています。暖かみを感じる色合いのエチケットには、2匹の愛らしい仔ライオンがデザインされています。

2013年は雨が非常に多い年で、開花は平年通りだったものの、花振るいや雹などの被害を受けて生産量が非常に少ない年でした。このワインは今すぐでも飲みやすく、十分美味しいですが、数年おいてから楽しんで頂いても良いと思っています。

飲む前に常温に戻し、デキャンタージュを行うか、もしくは事前にコルクを抜いておくことをおすすめします。時間が経つにつれて、味わいが優しく変化します。

ボルドー全体として優しい味わいの2013ヴィンテージとあってか、ブルゴーニュのピノ・ノワールを彷彿とさせるようだとの声もいただいています。クロ・レオのセカンドワインというよりは、全く違った位置付けのワインという印象です。

芦屋にあるキュベクルールのお店では、早くも人気のワインになっているそう。

ぜひお試しください!

→Le Petit Leo (ル・プティ・レオ) 2013 はこちら


2016年02月04日(木)

フランス滞在記Vol.6~ボルドーワイン試飲レポート~

朝8時起床。
ホテルで朝食。
やはりここでもオレンジジュースにクロワッサン、コーヒーの3点セットは鉄板です。

本日は、いよいよワインの試飲会です。
9時半に麗雄さんと合流し、ボルドー郊外のワインサプライヤー『MT vins』へ。

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ボルドー郊外にあるMT.vins。
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ネゴシアンのダミアンさん(左)と麗雄さんのツーショット。

出迎えてくれたのは、物腰の柔らかいイケメンのダミアンさん。
通された部屋にはすでに10本以上の試飲用ワインが用意されていました。
こちらを1本ずつ封切っていき、一口ずつ試飲していきます。

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前もって条件を伝えて用意してもらった候補のワインがずらり。

初心者ですが、見よう見まねでテイスティング。
まずはそのまま香りを嗅ぎ、次にグラスを回して香りの変化を感じます。
続いてワインを口に含み、さらに空気を含んで味わいを確認。
最後は舌に残る余韻を味わうといった流れで行います。

銘柄毎に、ダミアンさんと麗雄さんの解説コメントに耳を尖らせ、
産地や味の特徴、ワインにまつわるプチ情報など、
今しか得られない情報をノートにひたすらメモ!!
ここぞとばかりに仕事人モード突入です。

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試飲風景。ダミアンさんの説明を麗雄さんが訳してくれます。
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ダミアンさん、麗雄さんのコメントを漏らさずメモ。自分が感じたことも合わせて残しておきます。

私たちキュベ・クルールの仕入モットーは、自分たちがおいしいと感じるかどうか。
飲み比べる中で、自然と自分の好みの味が見えてきます。
おいしいと思ったワインにはしっかりチェックして、感じたことを忘れないように書き留めます。

結局、15種類のワインを試飲しました。
酸味の強い辛口のものもあれば、甘味が強いものもあり、
重さの強いものもあれば、ライトで女性的なものもあり、
当たり前なんですが、ワインってこれほどまでに個性豊かなものなんですねぇ。
勉強のために本も読みましたが、やっぱり飲んでみなきゃ分からない。
今回の旅で一番の発見でした。
ま、そもそもそのために行ったんですけど。

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なんとジャッキー・チェンのオリジナルワインも。

試飲会終了。
一度麗雄さん宅に戻って、遅めの昼食。
今日は麗雄さんお手製のイカスミパスタと、昨日買っていた鶏肉の串焼き。
新鮮なトマトとモッツァレラチーズのサラダは、摘み立てのバジルを乗せて。
チーズうまい!トマトが甘い!
このシンプルさでこれほどおいしいとは。
毎度ながら、麗雄さん、ごちそうさまでした。

ここから、芦屋のお店用にとお宝ワインが続々登場です。
ヴァランドローの1stビンテージ。1991年!
同じくヴァランドロー、オーナーのテュヌヴァン氏(麗雄さんのお師匠さん)が孫のために作った、
ヴァランドロー・アクセル!←間違いなくもう手に入りません
シャンパーニュ・ティタンジェ、1stビンテージ!1978!&1985。
シャンパーニュ・サロン1999年
シャトー・ラフルール(伝説のワイン!)2007年
・・・
等々、本当に貴重な10本を持ち帰り用にお買い上げ!
麗雄さん、本当に太っ腹です。

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お宝図鑑その① 麗雄さんの師匠、シャトー・ド・ヴァランドロー1stヴィンテージ
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お宝図鑑その② テュヌヴァン氏が孫のために造ったという。アクセル・ヴァランドロー。
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お宝図鑑その③ オシャレなボトルのシャンパン・テタンジェ。

まるで麗雄さんの作るワインのように凝縮された時間も、終わりが近づいてきました。
最後にお願いして、クロ・レオについて、麗雄さんの今後の展望について、
ご自身の言葉で語っていただきました。
突然のお願いにもかかわらず快く応じていただき、ありがとうございました!

名残惜しい別れのときがやってきました。
僕たちはここからボルドーまで戻り、列車でパリへ向かいます。
3時間半の長旅ですが、これも貴重な経験!

いざ!花の都パリへ!

vol.7につづく~