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背景
「夢の畑」という名の自由奔放なワイン
デ・ラ・パール・デ・サンジュのオーナーによる、まさに夢のような幻のワイン。
グレゴリー・レイマリーの実家は、サンテミリオンでも屈指のお買い得ワインを生み出すベルローズやフィジャックをはじめとする複数シャトーを所有、なおかつネゴシアン(ワイン商)でもある。カトリーヌ夫人の実家もサンテミリオンのシャトー・ピュイ・ラザックのオーナー。1999年に結婚した彼らが造り出した「ラパール・デ・サンジュ」同様、自由な発想と手法で造られたのがクロ・デ・リーヴス」です。生産されたのはわずか5年間のみ。大変貴重なワインとなっています。
シャトー・モンブスケの東側、土壌はポムロールと同じように砂と粘土質。 栽培品種はメルロー30%、カベルネ・フラン30%、マルベック20%、そしてサンテミリオンでは珍しいカルムネールが20%となっています。カルムネールはボルドーの古来品種といわれ、かつてはカベルネ・フランと共に広く栽培されていましたが、いつしか栽培されなくなったといいます。近年になりボルドー地区で再び栽培が始まっています。
畑の管理は機械を使わず、1つの樹に3~4房を残すという低収穫法を実施しています。収穫も手作業で行い、発酵には同じドメーヌで造られる「ラ・パール・デ・サンジュ」で使用した樽を使います。マセラシオンに30日、新樽にてマロラクティック発酵の後、18ヶ月の熟成に入ります。
色合いは黒に近いガーネットカラー。香りはアメリカンチェリーやブルーベリーの濃厚な果実の香りと、クローヴやクミン、黒コショウ、八角、ナツメグといったスパイシーでマルベックらしい香り、そして珍品種カルメネールに由来するほのかな土の香りを感じることができます。口にすると果実実は香りほど濃くはなく、軽く爽やかな酸味が効いています。タンニンはきめ細かく、全体に繊細な味わいとなっています。
2004年初ヴィンテージながら、畑の所有者のレイマリー氏が南アフリカに移住、畑も転売となり2008年を最後に生産終了となりました。今後さらに入手困難が予想される貴重なワインです。
基本情報
タイプ | 赤 |
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サイズ | 750ml |
年代 | 2005年 |
品種 | カベルネフラン, メルロ, マルベック, カルムネール |
テイスト | フルボディ |
生産国 | フランス |
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地方 | ボルドー |
地区 | リブルヌ |
アペラシオン | サンテミリオン・グラン・クリュ |
格付 | サンテミリオン特級 |